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売れるPOPの書き方はキャッチコピーで決まります!

 

お店を運営していて「こんなときPOPが書けたらなぁ」と思ったことはありませんか?手書きでもパソコンでもいいので、まずは無いよりはあった方が良いし、慣れてくれば確実にうまくなるので成果も大きくなっていきます。

 

・トイレの場所をよく聞かれる

・自分で試した商品がすごく良かった

・いま使っているPOPが定型しかない

・お店のSNSを始めたのでお客様へ伝えたい

・売れるPOPを作って業績を上げたい

 

基本的なPOPの作り方は別の記事に書きましたので、よかったらそちらも読んでみてください。今回の記事では、私がPOPを作成するうえで一番重要な要素だと思っている「キャッチコピー」の決め方について書こうと思います。

売れるPOPの作り方を伝授

 

 

POPやキャッチコピーが作れるメリット

 

今回説明する「売れるキャッチコピーの作り方」をマスターすれば、文字通り売りたい商品が面白いように売れるようになります。

 

この方法は誰にでも簡単にできるし、POPだけではなく広告やSNS運用にも役立つので必ずマスターしておいた方がいいです。

 

お客様には喜ばれて、会社やスタッフさんからは信頼されるようになります。肝心な業績も上がるので、あなたの出世や昇給にもつながるはずです。

 

 

私のPOPによる成功体験

 

なぜ私がここまで言い切れるのかというと、私自身がPOPで成功したのはもちろん。スタッフにも教えてきて、みなさん作れるようになり成果も出してきました。

 

私の会社が年商3千万円から14億円まで伸ばすことができたのは間違いなくPOPの強化をしたからだと断言できます。

 

簡単に自己紹介をさせてください。

私は21歳で実家の酒販店に就職をして、30歳で独立をしました。初年度の年商は3千万でしたが、人材、部門、店舗を増やして、「8年で10億」そこから「3年で14億」まで伸ばすことができました。※利益率も毎年上げることに成功しました。

 

その間さまざまな失敗や成功を体験しましたので、この記事を読んでくださる方にとって「有益だと思う部分」を公開させてもらっています。

 

 

売れるキャッチコピーの作り方

それでは本題の「売れるキャッチコピーの作り方」を説明します。POPを作る際に最初にするのは「この商品を仕入れるきっかけはなにか?」を書きだすことです。

 

・有名人が紹介していた

・お客様から仕入れて欲しいと言われた

・自分で試してみたら凄くよかった

・休日遊びに行った先で見つけた

・信頼する仕入先の担当者が絶賛していた

 

ここで肝心なのは実際にあったことをそのまま書くことです。この文章がPOPで使う「コメント」部分のベースになるのですが、なかったことを書くと(ウソとつくと)お客様にバレてしまうので気を付けてください。

 

まずは書きだすことを優先して、そのあとに正式なコメントとして文章を整えたり、足りない情報を補足して完成させます。

 

キャッチコピーはこの完成したコメントの中から一番の売りになる部分を抜き出して作成します。できるだけ短く、そして印象付けられて、さらに語呂がよければ最高です!

 

キャッチコピーを作る手順

①仕入れる理由を書く(コメント作成)

②コメントから一番の売りを抽出(キャッチ作成)

③キャッチをもう少し説明(サブキャッチ作成)

キャッチコピーの「キャッチ」は訳すと『とらえる』『つかまえる』となります。あまりいい表現ではありませんが、商品の販売は、お客様の興味をつかまえることから始まります。このキャッチ次第で売上げが大きく変わるので慎重に選んでくださいね!

 

実例を紹介しましょう

私は酒販店が長く特にワインに力を入れていたので、あるワインを導入した時の実例を紹介します。

 

コメント

いつもお得な情報を手土産にやってきてくれるワイン輸入元の担当者Tさんが来てくれました!Tさんは目をキラキラさせながら「今回の目玉はチリ産のカベルネソーヴィニヨンです!」

 

・・・いやいやTさんチリカベはもういりませんよ(^_^;)と言った私に、身を乗り出して「このチリカベは違うんです。とにかくまずは飲んでみてください。価格はそのあとお伝えしますので」と言うので「もうチリカベはお店に並ぶ余地はないのになぁ、なんて言って断ろう」と考えながら出された試飲カップをくいッと一口・・・『あれっ!美味しいじゃん!』

 

すかさずTさんは「いくらだと思います?」私は少し考えて「1,200円以下はないでしょ?」Tさんはニッコリして「798円で販売できますよ!」

 

もうこれは仕入れるしかないでしょうと社内の試飲会議で提案をしました。もちろんスタッフみんなにも飲んでもらい、Tさんと同じように価格を伝えずにまずテイスティング・・・結果は上々みんな私と同じリアクションでした(笑)

 

そこで私が出した価格は「Tさんは798円で販売できるって言ってたけど680円で売ろうと思ってる」と宣言したら、ご意見番のソムリエが『社長それは安すぎるので勘弁してください!』と言ってきました(笑)いやいやもう決めたから680円でいきますよ!

 

ご意見番のソムリエが私の目を盗んで、いつ価格をあげるか分からないので今のうちにぜひ飲んでおいてくださいね(^^)/

 

このコメント書いて付けたキャッチコピー

社長その値段安すぎます!

 

 

サブキャッチ

社長が飲んで予想したのは1,200円→輸入元の提案は798円なのになんでこの価格?

 

キャッチコピーに反応したお客様は興味をもって「サブキャッチ」を見てくれます。さらに「なぜ安すぎなのか?」と思ってくれた方は長いコメントでも読んでくれます。

 

どっちのお店に行きますか?

ちょっと想像していただきたいのですが、このようなPOPがいたるところにあるお店と、POPのタイトルがすべて「当店おすすめ」のような意味のないものが並んでいるお店でどちらに魅力を感じますか?

 

おそらくあなたもお客様も前者だと思います。やってみると意外と簡単なので、まずは実際の商談で「これは売りたいな」と思った自分の心が動いた瞬間を思い出してコメントを書いてみてください。必ずそのコメントの中に「売れるキャッチコピー」が潜んでいるはずです!

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?すこしでもPOP作成やキャッチコピーの作り方のヒントになれば嬉しいです。手書きでもパソコンでも自分で始めやすい方法でまずは書いてみるところからスタートです。

 

パソコンで作る際は最初のうちは普段使ってるWordでもExcelでも全然OKです。まずは始めることが大きな成果ですから!さらにPOPを上達したいと思ったらPOPソフトの購入をおすすめします。今の時代本当に便利ですから(笑)

 

私は昔からジャストシステムの「ラベルマイティ」が好きで使っています。かなり使えますよ!

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