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レストランで『恥をかかない』ワインの注文方法を伝授します!

レストランでワインを注文する際に「どれを選べばいいんだ?」と悩んだことはありませんか?デートや大切な会食、仲間うちでグループを代表してあなたがワインを注文するときなどいつか必ず来るはずです。

 

そんな時に的外れなワインを注文して恥をかかないように、逆にスマートで、相手から「おっ、頼りになるな!」と思わせるようなワインの注文方法を伝授したいと思います。

 

イズム
これさえ知っていれば怖いもの知らずです!

 

 

ちょっとしたコツを伝授します

 

ワインに限らず日本酒や焼酎、ウイスキー、カクテル・・・お酒は種類が多すぎてそれぞれの特徴や飲み方を覚えるのは大変です。

 

その中でも特にワインは堅苦しくて敷居が高いと思われがちで、注文するときは緊張感が漂います。・・・でも本当はそんなことありません。ちょっとしたコツを知っていれば相手に「このひと分かってるな!」プライベートや仕事でも「頼りになるな!」と思わせることができるので、ぜひ最後まで読んでマスターしてください。

 

 

酒屋歴25年の私がお伝えします

私はワインを中心に品ぞろえをしている酒販店を25年以上経営しています。仕事でもプライベートでもワインをよく飲む場面が多いので、自然とワインの注文方法を覚えることができました。

 

家族で食事に行く際はもちろん、友人や、会社のスタッフ、地元の経営者仲間と飲む際は必然的にワインのオーダー役は私になります。

 

又、お店のスタイルなどのシチュエーションによってもちょっとしたコツがあるので、ワイン初心者の方でもスマートに注文できるようにご説明したいと思います。

 

恥をかかないワインの注文方法

前置きが少し長くなりましたが、ここからは具体的なレストランで恥をかかないワインの注文方法を説明していきます。

 

ワイン選びで一番大事なのはなにか?

答えは「一緒に飲む相手」です。本当は「料理との相性です」なーんて言いたいところですが、赤ワインしか飲まない目上の方に対して「この料理には白ワインが合うので」と言っておすすめするのは失礼になる場合もあります。

 

又、お支払いをするのが自分なのか相手なのか、割り勘なのかによっても選ぶワインの本数や予算も考えなければなりません。

 

一緒に飲む相手に応じて調整

・自分1人

・家族

・友人

・仕事仲間

・取引先

 

自分1人や家族の場合はそれぞれの好みも知っているので、気兼ねなく選べるし、時には冒険してもいいと思います。予算も自分の懐具合で決められるので気が楽ですね!

 

友人や仕事仲間などあるていど気が許せる相手の場合は、相手の懐具合を予想してワインのランクを決めたりします。経営者同士の集まりなら少し予算を上げたり、収入にバラつきがありそうなら抑えたりの配慮も必要です。

 

又、私の場合は酒屋の社長として「カリフォルニア産のメルローを注文しました。」など、産地とぶどう品種の必要最低限の情報は伝えるようにしています。

 

その反応を見て、もっと詳しく聞きたいという人がいるようでしたら「今日はみなさん肉料理の注文が多いようですし、さっき頼んだ生ハムにはこのメルローがよく合うと思います。」など出しゃばらない程度に付け加えるといいと思います。※これは中級者用ですね(^_^;)

 

 

お店のタイプで考えてみましょう。

お店の業態と規模によって、ワインの品揃えや、スタッフさんのレベルも変わってきますので、それぞれに応じた注文方法を覚えていきましょう。

 

・居酒屋

・カジュアルレストラン

・高級レストラン

 

■居酒屋

居酒屋の場合は基本的にそれぞれが好きなものをオーダーするのですが、たまにワインでも飲もうか?となる場合があります。お店にもよるのですが通常の居酒屋さんだとワインの種類も多くないので、予算に応じて消去法で選んでいくとかなり絞られます。

 

ただし、赤か白かで悩むと思うのですが、そこはお店のタイプで考えましょう。海鮮系ならやはり白が無難で、焼き鳥などお肉系でも塩は白、タレは白でも赤でもOKです。基本的に居酒屋さんの料理は白ワインが合うと思うので、よほど赤ワインの好きな人が多いような場合以外は白ワインでいいと思います。

 

■カジュアルレストラン

イタリアンや軽めのフレンチ、ビストロのような場合はワインを注文するケースも増えると思います。まず選択肢はグラスかボトルです。その日の人数やアルコールの強い人、弱い人を考慮して決めますが、基本的には前半は白、後半は赤の2種類は注文したいです。

 

その際に人数が少なかったり、アルコールの弱い人ばかりだとボトル2本は厳しいと思います。その場合はどちらかをグラスにするとか、どちらもグラスにするのもOKです。やはり前半は白、後半は赤です。

 

グラスワインの注文方法

又、ボトルで用意しているワインがすべてグラスで提供しているわけではないので、メニューにグラスの表記があるもの、または定員さんに「今日のグラスワインはなにがありますか?」と聞くのがいいと思います。

 

聞いたうえでどれを選んでいいか分からない場合は赤か白を選ぶだけで「じゃお店のおすすめでお願いします。」でOKです。ここは最後の「お願いします!」と言い切るのがポイントで、「おすすめは何ですか?」と聞いてしまうと「お好みは何ですか?」と返しがくる可能性があります。

 

初心者の方でワインに詳しくないと知られるのが嫌な方は、できるだけワインの会話は避けましょう。気にしない方は逆に「今日注文した料理に合うワインはどれですか?」など聞いて勉強させてもらうのもいいと思います。

 

ボトルワインの注文方法

ボトルの場合もグラスの時と一緒です。慣れている場合はワインの産地やぶどう品種によって味わいの傾向が分かるので、注文した料理に合わせてワインを提供してもらう流れを組み立てますが、初心者の方は前半白、後半赤のルールに沿ってまずは白ワインを注文しましょう。

 

白ワインを注文する際のポイント

白ワインの味のタイプは大きく「甘口」と「辛口」に分かれます。通常は「辛口」のワインがほとんどですが、品ぞろえのいいお店の場合は「甘口」も用意してあったりします。

 

甘口はデザートワインとして飲むケースがほとんどなので、最初から料理と合わせるために注文することはありません。メニューに甘口や辛口と書いてあることが多いので「辛口」を選んでください。

 

赤ワインを注文する際のポイント

赤ワインのタイプの分け方は渋みや重さを表す「重い」「軽い」です。軽いものは「ライトボディ」中間は「ミディアムボディ」重めは「フルボディ」と書いてあることが多いです。初心者の方は中間の「ミディアムボディ」を選んでおくのが無難です。

 

カジュアルなお店ではワインの種類もさほど多くなく、ソムリエさんがいるケースもほとんどないので、店員さんもワインに詳しくないケースもあります。自分が産地やぶどう品種に詳しくない場合や、店員さんに頼れそうにない場合は、前半白、後半赤のルールで予算を見ながら注文しましょう。

 

 

■高級レストラン

基本的にはカジュアルレストランと変わりませんが、ワインのプロである「ソムリエ」さんがいる場合が多いです。相手はプロですからね、ワインに慣れている人とそうでない人を相手に毎日接客しているので、分からない場合はお任せするのが一番です。ヘタに知っているような素振りで会話をしてしまうと、ボロが出てしまう可能性があります。

 

ソムリエさんが知りたい情報は「予算」と「飲める量」です。あとは料理に合わせて白と赤のバランスを考えて提供してくれます。ソムリエさんはそのためにいてくれるのですから遠慮なく頼りましょう。

 

この経験を積んでいけば自分の好みも分かるし、料理とワインの組み合わせや全体の流れの組み立てができるようになっていきます。

 

ワインの予算は?

高級レストランではコース料理を頼むのがほとんどです。その際にワインの予算はコース料理の半分が目安になります。1万円のコース料理を2人で頼んだ際は料理2万円+ワイン1万円でお会計は3万ぐらいを目安にしましょう。もちろんあくまでも目安なのでワインに2万円かけてお会計4万円でも全く問題ありません。

 

基本は白と赤では赤の方を高くします。1万円予算なら白3000円~4000円、赤6000円~7000円といった具合です。

 

こだわっていくと食前酒のシェリーやカクテル。食後にウイスキーやブランデーなど出来る大人の嗜みが増えていきますが、ここもやはり経験が必要です。覚えるまでは先輩に連れて行ってもらったり、行きつけを見つけてお店に聞きながら勉強していきましょう。

 

 

まとめ

ワインは難しくて敬遠されがちですが、知れば知るほど、飲めば飲むほど味わいの幅の広さや奥行きが分かっていきます。料理との合わせ方次第では、料理、ワインとも相乗効果で何倍にも美味しくなります。

 

この素晴らしい体験を味わうには、ほんの少しの勉強と経験の積み重ねだけでOKです。ぜひワインの世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょう!

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