こんにちはイズムです。
先日あらためて「イズム理論導入プログラム」を社内でスタートしました。2時間の予定でしたが最初のディスカッションと「商売偏差値」の測定で約1時間。目標設定と計画作成は途中までしかできませんでした。部門長に宿題としましたが、後日打ち合わせを行い完成させます。
やはりポイントは偏差値測定です。
最初は点数の基準が分からずどうしていいか分からないという場面が目立ちましたが、アドバイスをしながら進めていくと幹部のメンバーから要領をつかんでいき活発な意見交換の場ができて一気に進みました。
計画まで完成したらレポートとして報告します。
↓イズム理論についてはこちらをご覧ください。
イズム理論とは?|商売偏差値と計画作成5つのステップで「稼ぐ力」を鍛えましょう!
なぜ「イズム理論」が必要なのか?
今回はそもそもなぜ「イズム理論」が必要なのか?という内容で書いていこうと思います。
イズム理論の目的は「稼ぐ力を身につけて家族を幸せにする」としています。これは紛れもなく本当の目的です。
これを実現するために「自ら勉強と実践ができる仕組み」を作りたかったのです。
逆に言うと「会社から指示がないと勉強と実践ができない組織」を改善したいということです。
弊社のスタッフが指示待ちさんしかいないという訳ではありません。むしろ頑張ってくれていると思います。しかしゼロではありません。これから入社してくるスタッフさんもそうじゃないとは限りません。
これは本人が悪いのではなく仕組みのない会社が悪いのです。スタッフさんも十人十色なので、率先して仕事を覚えようという積極的な人もいれば、指示がないと動けない、もしくは指示があっても動かない・・・
会社はどちらを見るかというと自然と前者を見てしまいます。しかしそれではチームとして成長しないし、成果も出せません。前者も後者も平等に成長できて自ら稼げるようになり、その稼いだ分だけ評価される仕組みを作る必要があると考えました。
商売の本質にマニュアルはない
そもそも商売について教えてくれるところはあるのでしょうか?これまではまず現場の基本業務から入ってもらい、慣れてきたら発注や商品管理、POP作成など業務レベルを上げながら仕事を覚えてもらいました。
お店なら全員が同じルールで行わなければならないレジや包装、品出しなど基本業務にマニュアルは存在しますが、独自の陳列、POP、商品開発、情報収集、企画・・・これらはマニュアルを超えた向こう側に成功があるのです。
商売は変化する生き物のようなものです。「その都度お客様のニーズに合わせて商品やサービスを提供すること」が、ある意味マニュアルです。
そこに自ら気付き情報を集めて実践する!そのようなチームを作ればこれからの厳しい商売環境でも勝つことができるはずです。マニュアルは「もろ刃の剣」です。あると基本業務は出来ますが、それをはみ出さないようにサービスを制御してしまう可能性もあるので気を付けましょう。
スタッフさんの能力を見つける
商売偏差値の課題は売上と利益を稼ぐために必要なスキルに特化しています。5つのジャンルにそれぞれ5つのスキルがあるので、合計25個のスキルを数値化します。
ほとんどのスタッフさんがすべては経験していません。むしろ自分の仕事だと考えたこともないので点数がつきません。
ここからがスタートです。お店で販売をメインでしていた人がいきなり商品開発はできません。でもやってみたらセンスがあることに本人も気付くかもしれません。そしたら楽しく仕事も出来て成果が出やすくなるはずです。
POP、陳列、販促、広告、SNS、企画、リーダーシップ・・・全員がすべてにチャレンジできる仕組みです。かならずキラッと光るセンスが見つかるはずです。そこを見逃さずにしっかり見守ってあげましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
イズム理論はまだ完成とは言えません。これからデータをとりながらカスタマイズを繰り返して精度を上げていきます。
まだ粗削りの状態ですが、私は充分に活用できると考えています。大事なのは会社が必要上にスタッフさんを甘やかさずに、自ら考えて行動できる力を身につけさせることです。イズム理論のベースはそこにあります。
最初はついてこれなくても「チャンスはいつでもある」ということを見せ続けてあげれば、いつか必ず能力が開花すると信じてあげましょう!
↓イズム理論を実施してみたいという方はこちらもどうぞ