POP 店舗運営 経営

売上がアップするレイアウトと動線設計(POPを活用しましょう)

 

お客さまの滞在時間を伸ばしたい!

動線を伸ばしてお店の奥も見て欲しい

売上げをもっと上げたい

 

イズム

そんなの簡単にできるはずないと思っていませんか?

 

まずは動線の伸ばし方をマスターして実践してみましょう!必ず改善できるはずです。

 

 

店舗レイアウトはコンセプトの主張

店舗レイアウトはお店のコンセプトを主張する大事な要素です。また、お客さまの滞在時間を1秒でも伸ばすには、レイアウト上にしっかり動線計画があるかどうかで決まります。

 

もちろん売上げにも直結するので、充分に検討をして決定しましょう。

 

今回はその売上げを上げるための動線計画をご紹介しますので、ぜひ実践して業績アップを目指してください。

 

 

自己紹介

私は今から23年前に差別化POPを生み出し、その威力に魅了されてお店に書きまくりました。スタッフさんも面白がって書きだしたので今では店内に溢れています。

 

そのPOPを使って売れる陳列にも力を入れ、『売れる売場』を作ってきました。

 

おかげでお店を増やすこともでき、今は3店舗あります。私が独立したときは年商3千万でしたが10年で14億まで伸ばすことができたのも「売れる売場作り」のおかげです。

 

あなたが「売れる売場を作りたい」と思っているなら、なにかしら役に立てると思うので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

 

レイアウトと動線とは?

お店のレイアウトは2つの要素を考えて決めなければなりません。

・ショップコンセプト

・お客さま、スタッフの導線

 

ショップコンセプト

ショップコンセプトは様々な視点がありますが例えば「高級店or安売り店」「効率重視or冒険重視」などです。それによって通路の幅や陳列ボリュームが変わります。

 

高級店なら通路幅が広く品数は少ないですし、逆なら商品数を増やすために通路が狭くなります。

 

スーパーやコンビニのように通路がまっすぐで、ある程度どこになにが置いてあるかわかる、見やすくて効率のいいレイアウトか、ヴィレッジヴァンガードやドンキホーテ、カルディコーヒーのように通路が狭くワクワク感を演出するかで、お店の主張が分かります。

 

あなたのお店はどちらを優先しますか?

 

 

動線

動線はお客さまが入店してから退店するまでの軌道のことをいいますが、この動線が長ければ長いほど滞在時間が増えて、たくさんの商品を見てもらう事ができます。

 

その結果「ついで買い」が増えるので売上げも上がります。

 

単純な動線で利便性だけを追求してしまうと、お客さまは目的の商品だけを購入して帰ってしまいます。ストレスなくお店の隅々まで見て頂くのが究極のレイアウトといえます。

 

また、スタッフの動線も重要で、商品の出し入れや接客のしやすさを考慮してレイアウトを決めます。

 

 

主通路とサブ通路

レイアウトや動線を考える際に重要なのが通路幅です。通路には「主通路」と「サブ通路」があり、通常ですと入店してすぐ左右にある通路が主通路で、ぐるっとお店を一周しています。お店の規模にもよりますが120cmほど必要です。

 

また、サブ通路は最低でも半分の60cmは必要です。お客様の回遊性を考えると広い方がいいのですが、広すぎると陳列スペースが減るのと、お客さまが歩く際に左右の商品に目が届かなくなります。

 

バランスが重要なので、お客さまの立場に立って実際に歩いてみて慎重に決めていきましょう。

 

 

マグネット売場

 

動線を伸ばす役目を果たすのが「マグネット売場」です。その名の通り磁石のようにお客さまを引き付ける売場です。

 

通路を曲がろうとしたときに置くに気になるものがあるとついつい行ってしまいます。それを誘発して動線を伸ばすテクニックです。

 

◆マグネット売場のポイント

・陳列線の高いボリューム陳列

・目を引くPOP(大きさ、色、文字、キャッチコピーなど)

・動きのあるもの(映像、吊るしPOPなど)

・売れ筋商品の陳列

 

このような手法を駆使してお店全体を見てもらう工夫をします。ただし、お客さまは慣れてくると目的買いだけになってしまうので、定期的にレイアウトの変更が必要になります。

 

ただし、あまりやり過ぎると「変わり過ぎていつも買う商品が見つからない」というストレスにつながるのでほどほどにしましょう。

 

 

コンビニの動線

お店の動線の話になると必ずと言っていいほど出てくるのがこのコンビニの「ゴールデントライアングル」です。

 

「雑誌」「飲料」「弁当」の3面売場です。コンビニへ行く目的はそれぞれですが、朝、昼、夜の食事やおつまみ、また飲み物を購入する頻度が高いと思います。

 

一番目的の高い「飲料」が一番奥にあり、その先に「お弁当」やデザートがあるので、意識しなければ自然とお店を一周するような動線になっています。

 

「雑誌」に関しては立読みしているお客様がいると、表から見えて人の気配があり、安心感があったり防犯になるともいわれています。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょう?

大がかりなレイアウトの変更は、人員も必要ですし時間もかかるので頻繁には出来ません。ただし、商品やPOPは変えたいときにすぐできますので、商品やお客さまの動きを見ながらベストなタイミングを見計らって実行しましょう。

 

お客さまを飽きさせないのも大事なマーケティングです。次に来た時もワクワクするお店になっているかな?と無意識のうちに考えてくれているはずなので、その期待に応えていきましょう!

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