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【2020】ボージョレ ヌーヴォー解禁|ヌーヴォー豆知識と飲んだ感想レビュー

 

こんにちはイズムです。

 

昨日11/19(木)は「ボージョレ ヌーヴォー」の解禁日でした。

 

イズム
酒屋の社長として・・・いやワインラヴァーとして飲まない訳にはいきません!

 

 

当店は毎年20種類以上のヌーヴォーを扱う日本でも珍しいお店です。なぜかって?魅力的なヌーヴォーがたくさんあって、あれもこれも欲しくなってしまうんです。逆になんで他の酒屋さんは数種類しか扱わないのか分かりません(^_^;)

 

 

ボージョレ ヌーヴォー豆知識

せっかくなのでボージョレ ヌーヴォーの豆絵知識をいくつかご紹介させていただきます。話のタネにしていただければ幸いです。

 

どの発音が正解?

①ボージョレ ②ボジョレー ③ボジョレ

この3つどれが正しいのか?

どの発音でも問題なく通じるのですが、正解は①ボージョレです。一般的には②ボジョレーが浸透しているようなのですが・・・一応正しく知っておいて欲しいので書いておきます。

 

名前の由来とは?

ボージョレはフランスのワイン銘醸地「ブルゴーニュ地方」の「ボージョレ地区」のことです。ヌーヴォーは「新しい」を意味するので「ボージョレの新酒」となります。

 

ちなみに他の国での呼び方は次のとおりです。

イタリア=ヴィノ ノヴェッロ

スペイン=ヴィノ ヌエボ

ドイツ=デア ノイエ

オーストリア=ホイリゲ

 

使用されるぶどう品種は?

すべて「ガメイ」というぶどう品種で造られている。比較的軽めのワインに仕上がるが近年はしっかりと渋みもあるタイプも増えて味わいの幅が広がっています。

 

なぜ日本で流行ったか?

日本が世界で一番早く解禁される!ボージョレ ヌーヴォーはフランスの法律で「毎年11月の第三木曜日午前0時にならないと開栓してはならない」と決まっています。※ヴォージョレに限らずフランスのワイン全てが対象となっています。

 

日付変更線の都合で本家のフランスより日本の方が早く解禁日を迎えるので一足早くボージョレヌーヴォーの味が楽しめるのです。

 

それに目を付けた日本の仕掛け人がバブルの時代に空港で一大イベントをしたのがきっかけでブームになりました。

 

 

今年の出来は?

ワインは他の酒類と違って加水しません。水を加えないということは全てぶどうの果汁で造られるということです。

 

日本酒なら銘水のある所に銘酒があると言われるほど「水」が重要ですが、ワインはぶどうの出来がそのままワインの出来に直結します。

 

12月~1月:ここ4年間で最も暖かい冬になりました。

 

1月~3月:少し雨が降ったが平均以上の日照がありました。3月に一部「霜」の被害がありましたがひどくはありません。

 

4月~5月:晴天が多く気温の高い日が続いていたのでぶどうの生育は順調

 

6月~7月:天候に恵まれ問題なくぶどうの糖度は上がりました。後半は干ばつの影響で水不足になり収穫量は減りそう

 

8月~9月:干ばつの影響で収穫量は減ったが、逆にその分残ったぶどうの出来は素晴らしいものになりました。8月下旬から収穫開始

 

総括すると「天候が良かったので、その反面雨が少なく収穫量は減少したが、残ったぶどうは果汁が濃縮されてボリューム感のある素晴らしいぶどうに仕上がった」

 

 

実際に飲んでみました。

どれを飲むか悩みましたが、今年は「ルイ・テット」のボージョレヌーヴォーを購入しました。ボトルとラベルが変更になったようで、中身が気になったというのが理由です(笑)

 

ヌーヴォーの特徴はなんといっても「フレッシュ感」と「ジューシー感」です。他のワインには無い新酒ならではの味わいがあるので、1年に1度の楽しみです。

 

近年はそのフレッシュ感に重厚感が少しずつ同居しだしたというのが傾向としてあるように感じていますが、今年はどうなんでしょう!

 

 

う~ん、さすがルイテットさん期待を裏切りません!

ジューシーな果実味が溢れてぶどうの美味しさがそのまま伝わってきます。適度な渋みもありまさに新酒の良いところを全部集めたようなワインです。

 

あっという間に1本空いてしまいました。今日もどれか買って帰ろうかな(笑)

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