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儲かるお店はココを見れば5秒で分かる→自店もそこを改善すればOK!

 

こんにちはイズムです。

 

小売業の店舗で繁盛してるかしてないか?年商はいくらか?というのが入店して5秒で分かったら凄いと思いませんか?

 

もし分かったらそこを真似するだけでも繁盛店に近づくことができるということです。

 

イズム
今回は「儲かるお店の見分け方」をご紹介しますので、ぜひ自店に取り入れてみてください。

 

 

 

 

店舗視察のコツ

以前、某コンサルタント会社の「繁盛店視察ツアー」へ参加した時に、視察する際のコツを教えてもらいました。

 

視察ツアーはバスで移動しながら2日間で10店舗ほど見学するのですが、まずはバスの中で視察のポイントやコツを教えてもらいます。

・できるだけ沢山の店舗を見る

・短い時間で集中して見る10~20分

・入店して5秒で繁盛店か判断する

・年商を予想する

・良いところを見つける

 

 

このような内容でした。

1店舗視察を終えるごとにバスで移動しながら参加者が感想と予想した年商を発表します。最後にコーディネーターの方が実際の年商を発表するという流れです。

 

2日目には年商当てクイズ?は正解に近くなり「ピタリ賞」の人もバンバン出てくるようになりました。非常に良い訓練になったと思います。

 

 

5秒で分かる繁盛ポイント

ここからが今回の本題です。

入店して5秒で繁盛店かどうか?年商が分かるポイントとはなにかをご紹介します。

繁盛店のポイント

・陳列線

・活気

 

たったこれだけでした。

5秒ですからね、たしかにこれくらいしか情報は入ってきません。でも慣れてくると面白いようにみんなでバンバン当てていました。

 

・陳列線

ザックリいうと商品の見える幅と高さです。入店して目に入る商品数が多ければ多いほど繁盛店であるということです。

 

そのためには幅も重要ですが、もっと大事なのは高さです。天井まで商品を積み上げたり、壁面の棚が高くて、商品が並んでいるとよく見えます。

 

ドンキホーテさんやヴィレッジヴァンガードさんのようなお店がそうです。

 

・活気

なんとなく分かりますね?

スタッフさんの声、動きに活気があるのと、人影さえ見えないのでは雲泥の差があります。そこに繁盛店の場合はお客様も多いので、それだけで活気があるように見えます。

 

入店した際の「いらっしゃいませ!」でほぼ決まります。

 

 

お客さまに選ばれる店

陳列線と活気についてもう少し深掘りしたいと思います。新規のお客さまがリピーターになってくださる大きなポイントなので、ここをしっかりと準備して新規獲得の販促を行いましょう。

 

重要なのはお客さまに「ここはこれからも買い物してもいいお店だ」と無意識で感じてもらい、次回お買物される際に選択肢の中に選ばれるようにしましょう。

 

陳列線

まず陳列線に関してですが、考えられるのは「品揃え」です。お客さまは適度な選択肢があった方がいいので、パッと見て品揃えが多いと「ここは安心できる品揃えだ」と判断されるのだと思います。

 

逆に多すぎると「何を選べばいいの?」となってしまうので、接客できるスタッフさんを増やしたり、ジャンル分けしてカテゴライズしたり、POPなどで丁寧に説明をする必要があります。

 

活気

お客さまはこれまで様々な買い物体験をされてご来店されます。まず第一印象で「いらっしゃいませ!」の気持ちの良い挨拶があるのが『普通』だと思っています。

 

それがなにもないとなると「あいさつもないの?」と買物する気持ちが萎えてしまいますし、それだけで再来店はしていただけなくなります。

 

あとは立地と商品力の良さでカバーするしかありませんが、どちらも条件が悪ければ長くは続かないと思います。

 

 

「陳列線」と「活気」の改善案

それでは「陳列線」「活気」の2つを改善する方法をご紹介します。

 

陳列線の改善

・壁面棚の入替え(コストがかかる)

・商品ダミーの陳列

・在庫のストック場所

・POPの活用

・大陳のボリュームアップ

 

それでは1つずつ解説していきます。

 

壁面棚の入替え(コストがかかる)

陳列棚の入替えはさすがにコストがかかり過ぎるのでちょっと現実的ではないのですが、リニューアルや新店を出す際には検討してください。

 

 

商品ダミーの陳列

陳列する場所が増えるということは在庫も増えることになります。しかも手が届きにくい場所なので回転率は下がる可能性が高いです。

 

扱う商品によって判断も変わると思いますが、商品のダミーでも全然OKです。5秒で見分けられる人はいません。

 

また、資金的に余裕がある場合は差別化商品や高額商品の品揃えを増やしてみるのも効果があります。手が届きにくいので「万引き防止」にもなります。

 

 

在庫のストック場所

倉庫にあるストック商品を並べるだけでも充分です。在庫金額は変わらないし、場合によっては品出しの効率も上がる可能性もあります。

 

 

POPの活用

陳列棚の入替えも難しく、これ以上商品を置けないという場合はPOPを活用しましょう。要するに一番高い商品位置から天井までの間が「ただの壁」ではなくて、商品かPOPで埋まっていればいいのです。

 

その際の優先順位がPOPより商品の方が良いというだけで、ただの壁よりはPOPの方が断然いいです。

 

 

大陳のボリュームアップ

壁面ではないのですが、売場の目立つ場所にある大量陳列のボリュームアップをしましょう。これだけでお店の印象はかなり変わります。

 

ワクワク感の演出にもなり、お客さまのテンションも上がります。

 

 

活気の改善

・手本を見せる

・他店のモデルを参考にする

・評価と連動(必須項目)

 

手本を見せる

まずは自社で手本となるスタッフさんを1人見つけましょう。もちろんあなたがそうであれば問題ありません。手本がなければ指導のしようがないので必須です。

 

もしいないのであれば、次の項目の「他店のモデル」を参考にしましょう。

 

 

他店のモデルを参考にする

あなたにはモデルにしたい人はいますか?「〇〇スーパーの〇〇さんは挨拶が気持ちいいし接客も上手い!」というように具体的に〇〇さんまで言えるといいです。

 

もしいなければ探してみて下さい。コンビニでもホームセンターでもどこでもOKです。自店のスタッフさんにはモデルさんの接客を受けてもらえば一目瞭然です。

 

 

評価と連動(必須項目)

普通のスタッフさんは「活気のあるあいさつを継続する」というのは苦手です。これは当たり前のことだと認識しておいた方が指導しやすいです。

 

活気のあるお店にしよう!と高々と宣言して始まってもおそらく2日後には元に戻っていると思います。何度も言いますがそれが普通です。よほど意識の高いスタッフさんでなければ継続は難しいです。

 

これを改善するにはコストをかけましょう。評価制度がある場合は「必須項目」として、いくら他の業務のレベルが高くても「活気のあるあいさつ」ができていなければ評価は下がります。としておけばやらざる負えません。

 

経営者の判断になりますが、私が言いたいのはこれぐらいのことをしないと「活気のあるあいさつ」を継続するのは難しいという事です。

 

 

まとめ

儲かるお店の2つのポイントはいかがでしたでしょう?

まずは自店の状況を確認してみて下さい。あなたは顔バレしていますが初めて入店するミステリーショッパーの気分で陳列線と活気を5秒で判断してみて下さい。

 

また、どこかで買い物する際も5秒ルールで見てみると参考になる事があるはずです。ぜひ実践してください。

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