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売れるPOPのキャッチコピーは「第三者の評価」が必要!

 

・POPの担当になったけどいいキャッチが浮かばない

・渾身のPOPを作ったけど全然売れない

・POPは本部が作ってる・・・でもこれじゃ売れない

 

イズム

こんなことありませんか?

実はPOPって簡単だし、一番大事な「キャッチコピー」もコツをつかめば嘘のようにスラスラ出てきます。もちろん商品も売れるようになります!

 

 

 

POPは優秀な販売員

お店にとってPOPは大事な販売員で強力なツールです。しかも休憩しないし同じところにずっといても不満ひとつ言いません(笑)

 

さらに書き方次第で商品の売れ方が全く違います。今回の記事では売れるPOPの一番大事なポイント「キャッチコピー」の書き方をご紹介します。

 

商品が売れるか売れないかは「キャッチコピー」で決まるといっても過言ではありません。なぜならお客さまはPOPを1枚1枚じっくり見ている時間なんてありません。

 

視線を動かしながら目的の売り場まで歩いているので、チャンスはほんの一瞬なのです。

 

この一瞬でお客さまの「目を止める」→「足を止める」→「キャッチの先を読む」・・・「購入」という流れになります。ついで買いをできるだけ多くしてもらうには、キャッチコピーの威力で何回お客さまの目を止めるかが勝負です。

 

ぜひこの売れるキャッチコピーの作り方をマスターしてお店の売上げアップに活用してください。

 

 

自己紹介

私は今から23年前に差別化POPを生み出し、その威力に魅了されてお店に書きまくりました。スタッフさんも面白がって書きだしたので今では店内に溢れています。

 

おかげでお店を増やすこともでき、今は3店舗あります。私が独立したときは年商3千万でしたが10年で14億まで伸ばすことができたのも差別化POPのおかげです。

 

あなたが「POPを作りたい」と思っているなら、なにかしら役に立てると思うので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

 

キャッチコピーとは?

キャッチコピーとは、「あなたがこの商品をお客さまにすすめたい理由をひと言で表現したコピー」です。

・美味しいから

・入手困難だから

・テレビで紹介されていたから

・新作だから

・安く入手できたから

 

 

など切り口はたくさんありますが、パッと見た瞬間にその内容が伝わるかどうかがポイントなので、必然的にPOPレイアウトの中でも一番いい場所に大きく書くことになります。

 

 

売れないPOPのコピーとは?

売れるPOPを知るには「売れないPOP」のことも知っておいた方がいいです。よくスーパーなどで見るおなじみのキャッチコピーがズラリと並んでいるのを見ると「逆にない方がいいのでは?」と思う事さえあります。

 

◆POPタイトルの悪い例

・当店おすすめ

・お買い得品

・SALE

 

うーん。NB商品で価格勝負ならこれでもいいのかもしれませんが、キャッチコピーとしては意味のないものに見えます。できるだけ使わないようにしましょう。

 

 

第三者評価とは?

今回の「売れるキャッチコピー」の目玉がこの「第三者評価」を上手く活用する方法です。

 

例えば、まったく同じ商品でも先ほど悪い例であげた「当店おすすめ」というキャッチと「昨日テレビでマツ〇・デラックスさんが絶賛してました!」では確実にマツ〇さんがおすすめした方が売れますよね。

 

さらに「当店」の部分が「私の」「当店バイヤーの」「店長の」に置き換えても結果は同じはずです。

 

 

理由は「お店側の発信」と「第三者の発信」では、お客さまからするとまったく意味が違います。

 

お店の人がおすすめするのは「販売するため」で当たり前だと感じてしまい、無意識に「ウソかも?」「本当に使ってみた?」「売りたいだけでしょ?」と信用してもらえません。

 

では「第三者の発言」の場合はというと、販売目的ではなく「いいものを伝えたい」とお客さまは受け取ります。裏でお金が動いているかどうかは私には分かりませんけど(笑)

 

テレビなどに出ているタレントさんはもちろんですが、業界の権威のある著名人なども効果は絶大ですね!わたしのいるワイン業界では、世界一に輝いたトップソムリエ「田崎真也」さんの影響力は大きいです。料理研究家や、ダイエットで成功した方など数えたらキリがありません。

 

また、人でなくても「第三者機関」でも権威性をもたせることができるので有効です。

◆権威性の例

・〇〇賞を受賞

・〇〇年連続金賞受賞

・〇〇航空のファーストクラスで採用

 

 

それから「お客さま」も第三者になります。例えば「お客さまからの要望で取り寄せてみましたが、会議で試しに食べてみたらスタッフ全員が絶賛!」これもOKです。

 

著作権や肖像権の問題があるので、POPやセールスレターなどで使用する際は、よく調べて自己責任で行ってください。

 

 

自分を売り込む方法

そうは言っても「第三者に頼りたくない」という人もいると思います。その場合は少し時間がかかるかも知れませんが、自分に権威性を持たせる必要があります。業界の資格をとるのもいいと思います。

 

◆自分の権威性上げる例

・自分の写真付きPOPを多用する

・SNSなどで情報発信する※YouTubeもありです。

・イベントを開催して顔と名前を売る

 

このような活動を続けていけば徐々にですが「あの人がおすすめするなら!」と言ってもらえるようになります。

 

私の経験ではFacebookの1投稿でワインを150本以上販売したことがあります。それをPOPにすると店頭でもさらに売れるので相乗効果も抜群です。

 

 

写真は重要

POPに必ず1つは入れて欲しいのが写真やイラストです。有るのと無いのとではやはり売上げに大きく響きます。どうしても文字だけのPOPよりも写真などあった方が確実に目が行きます。

 

一番理想的なのはキャッチコピーの補助的な役割を果たす写真や画像です。なければ商品画像でもいいのですが、効果は半減すると思ってください。※商品画像でもないよりはずっといいです。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

売れるPOPのイメージは付いたでしょうか?まずは1枚作ってみましょう!どんな商品にも『導入になった理由』があるはずです。今回は「第三者評価」をテーマにしましたが、あなたがPOP未経験者ならそこにこだわり過ぎない方がいいかもしれません。

 

目の前に該当する商品があればラッキーですぐにキャッチコピーは付けられますが、もしないのであれば、改めて仕入れた理由を探してください。社長やバイヤーや店長などに聞けば誰かは知っているはずです。

 

取材をしてレポートを書いて、その中の売れるエッセンスをPOPに落とし込むのです。やってみれば意外と簡単なのでまずは一歩を踏み出しましょう!※手書き、パソコンどちらでもOKです。得意な方で始めましょう!

 

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