・自分のチームはギクシャクしてるな
・もっとチームワークをよくしたい
・チームの意思疎通ができていない
チームリーダーだけでなく、職場にいて自分の所属するチームでこのように感じたことはありませんか?今回はチームで仕事をする上で必要な、チームワークの高め方についてご紹介します。
目次
チームワークを高めよう!
せっかく良い人材や、商品、サービスが揃っていても、チームワークが悪いとパフォーマンスが落ちてしまいます。トップ(リーダー)に頼るところは大きいですが、メンバー1人1人の協力も重要です。
この記事ではチームワークを高める5つの方法を紹介しています。売上げ利益の最大化だけでなく離職率の低下にもつながるので、ぜひチームワークを上げていきましょう!
自己紹介
私は21歳で実家の酒屋に就職して、トイレ掃除や電球交換などの雑用係から店長→バイヤー→部長→取締役→30歳で独立して社長になりました。
独立した初年度の年商は3千万でしたが10年で14億まで伸ばすことができたので、今はそのノウハウをブログに書き留めながら、独自の「イズム理論」の確立を目指しています。
テーマは「利益率を上げながら売上げを伸ばす」これまで様々なチャレンジを繰り返し、失敗も沢山しましたが、だからこそ見えてきたものがあります。
会社、社長、従業員とその家族を幸せにするには利益が必要です。その利益の最大化を目指すのが「イズム理論」です。
チームワークとは?
チームワークとは単なる複数人で業務をこなす集団という意味ではなくて、チーム内のメンバーが協力をしあうことで個人ではなしえなかったことができ、効果や成果を生み出すことです。
チームリーダーが1人1人の個性やスキルを最大限に引き出して、お互いに高めあえる環境が作れると最高のチームができます。
誰に聞いたとしてもチームワークは悪いより良い方が良いと言うに決まっています。でも気が付くとなぜか足を引っ張りあったり、お互いにいがみ合ったりして、チームワークどころではなくなるケースがあったりします。
そのようにならないためにも組織にはチームワークを高める仕組みが必要です。まずは出来るところから導入していきましょう!
チームワークを高める5つの方法
一緒に働くメンバーが2人以上いればもうチームです。お互いに得意、不得意、や強み、弱みがあるのは当然です。それらをお互いに理解して補え合うのがチームワークです。
そこでチームワークを高めるために必要な5つのポイントをご紹介しますので、まずは現状を確認して、必要だなと思うところから改善をしていってください。
チームワークを高める5つの方法
①トップのリーダーシップ
②チームの具体的な目標
③役割分担の明確化
④情報の共有でコミュニケーション
⑤成果に対する報酬
①トップのリーダーシップ
どのようなチームにも「リーダー」が必要で、当然ですがチームワークを高める一番のキーマンです。トップがリーダーシップを発揮しなければ失敗に終わるといっても過言ではありません。
厳しい書き方になりますが、やる気のないリーダーは自ら降りるべきです。年功序列でリーダーを「やらされている」なんて考えていたら最悪です。部下はすぐに察知してやる気を失い、辞めていく可能性もあります。
それほど影響力が強いと思ってリーダーを決めましょう。逆に自らリーダーの役割を自覚して、メンバーを引き上げながら、協力し合える環境を作ることができたら、これまで成しえなかったこともできるチームになるはずです。
リーダーの役割とは?
・目標の決定と確認
・メンバーの役割決定
・とにかく褒める
・明確な指示を出す
・メンバーの話を聞く
以上の5つを意識するだけで、かなりチームは円滑に動くはずです。
②チームの具体的な目標
目標はすべて「数字」で設定するようにしましょう。売上や利益は元々数字なので分かりやすいのですが、行動の目標は「やる」「やらない」の2択になりがちです。
「やる」と決めたら「どのくらい」やるのかを数字にして目標を立てましょう。
また、チームの目標ができたらそれを分解して個人の目標まで落とし込みます。
行動目標の数字化とは?
・回数
・時間
・人数
1週間に「10回」と目標を決めれば「10回」実施出来たら100%ですが、「5回」なら50%です。(時間や人数も同じです)これが具体的な目標の作り方です。
③役割分担の明確化
強いチームを作るにはメンバー1人1人の強みや得意なスキルを把握して最大限に活かすことです。
また、苦手な部分は個人の考えやチームの状況にもよるので慎重に役割分担してください。
・苦手だから克服したい(向上心)
・苦手なのにやらされてる(いじめ?)
以上の例は極端ですが、リーダーがしっかりと見極めて役割分担をしましょう。
例えば、電話が鳴った時に「対応する順番」を明確に決めておかないと、誰が出るの?と探りあったり、暗黙の了解で新人が出るとなっていたとしたら、お客さま対応が上手くできずにご迷惑をおかけする可能性もあります。
最初の1ヵ月間は新人は電話に出ない。電話に出る順番は①電話対応が得意なAさん②Aさんの次に得意なBさん。新人さんは、AさんとBさんの電話対応を聞いて仕事を覚える。2ヵ月目以降は・・・というように役割を明確にしておきましょう。
④情報の共有でコミュニケーション
情報は可能な限り「平等」に全員で共有しましょう。この情報はAさんにだけ伝えておけば問題ないという情報も、できるだけ全員で共有した方がチームワークは良くなります。
今は便利な時代でインターネット上で情報共有できるツールがたくさんあります。チャットワークやビジネスライン、サイボウズ・・・自社に合ったものを導入しましょう。
ただし気を付けたいのが、リアルでのコミュニケーション不足です。となりにいるのにチャットで会話する・・・これはよくないので会話で打ち合わせをして「決まった経緯と内容を簡潔にまとめたものをチャットにのせる」これが正しいツールの使いかたです。
⑤成果に対する報酬
人はなぜ働くのか?ほとんどの人は「収入を得るため」だと思います。家賃や食費、携帯、洋服、旅行、車・・・支出は増やそうと思えばいくらでも増やせます(笑)
自分のためだけでなく、両親や奥さん、旦那さん、お子さん・・・医療や教育にもお金によってレベルが違います。だれかを幸せにするためにはお金が必要です。
キレイごとなしに書きますが、チームワークをよくするにはお金の効果は大きいです。目標を達成したら報酬(給料やボーナス)が上がる。
リーダーが会社と交渉してその条件を取ってきた・・・このリーダーかっこよくないですか?メンバーはリーダーの指示に従うようになると思いませんか?
会社はそのような人間の心理を理解することと、報酬を上げても会社に利益が残る目標設定をリーダー指示するのです。win-winで勝ちに行きましょう!
まとめ
いかがでしたでしょう?
チームワークがいい会社は業績も伸びるし、辞める人が少ないので、さらにいい循環で伸びていきます。
逆の場合はもう目も当てられません・・・人が辞めてしまうので余計な求人コストも発生します。しかも最初から教育するので戦力になるまで時間とコストがかかる。はい、そこでまた辞める・・・
チームワークの仕組みが出来ていないとこの悪循環が続いてしまいます。今の時代は年齢に関係なくメンタルの弱い人が多いので、特にその傾向が強いです。
脅すつもりはないのですが、この現実を踏まえてチーム作りに取り組みましょう!