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短期間で部下をグッと成長させる「人材育成3つのポイント!」

 

部下がいつまでたっても成長しない

会社や上司の不満しか言わない

はじめて部下を持ったけど教育方法が分からない

 

 

イズム
なんてことで悩んでいませんか?

 

 

部下が育てばあなたも出世できます!

今回紹介する人材育成法のポイントはたった3つです。ここをおさえて部下を教育すれば、見る見る育っていき業績アップに貢献してくれるようになります。

 

部下が育てばあなたの仕事を任せられるので、自分は次のステップに移れます。そうですあなたのポジションを早く部下に明け渡せば自分の出世の道が広がるのです。

 

 

私の成功事例です

なにを隠そう私は、トイレ掃除や電球交換の雑用係から店長→バイヤー→部長→取締役→社長という出世を入社して10年で達成しました。年商は3千万から14億まで伸ばすことができました。

 

社長になってさらに15年の経営経験を積み、今は50人以上の部下がいます。もちろん組織としてチームを作っていますが、その中でどんどん出世していくスタッフ、まだまだ時間がかかるなというスタッフは手に取るように分かります。

 

ここであなたに出会ったのもなにかの縁です。ぜひあなたとあなたの部下には「どんどん出世するスタッフ」になっていただき、役職とお給料を上げて欲しいと思っています。

 

 

人材育成3つのポイント

それではここからが本題です。あなたの人生を大きく左右する「人材育成3つのポイント」を順番に説明していきます。ぜひ最後までお付き合いください。

 

  • 期間より回数を意識させる
  • 早くから自分の仕事をまかせる
  • 2割り直した後に8割り褒める

 

 

期間より回数を意識させる

私は毎月一回かならず社員さんと面談します(30分)パート・アルバイトさんは時間がないのでできませんが、15人いる正社員は月末までに私にアポイントを取るように指示しています。

 

その面談の内容は次の通りです。

・先月「自分で立てた目標」の確認とそれを踏まえた翌月の目標

・それぞれ抱えている業務の相談にのる

・近況報告※できればプライベートも

 

 

だいたいこんな感じで面談をするのですが、若手のスタッフさんに毎月かならず話す内容が「期間じゃなくて回数を意識してください」です。

 

どんな仕事でもそうですが、長い期間やっていれば上達するものではありません。短い期間でも回数をこなした方が圧倒的に上達するレベルは高いしスピードも速いです。

 

もちろん長い期間回数をこなした方が、その業務の熟練度は上がりますが、それは限られた職人さんの世界であって、もしかしたら今の時代は職人さんでもマーケティングの勉強や実務をしなければなりません。

 

 

◆私の事例

私は小売業が長いので例えがそっちに寄ってしまいますが、現場の業務にはレジ、品出し、包装、発注、荷受け、棚卸、POP作成・・・など数え切れないほどあります。

 

そのなかで分かりやすい例が包装です。スタッフさんの中には苦手な人も多く、慣れていないとお客様の前で緊張してしまい失敗してしまうこともあります。

 

それを克服するためには回数をこなすしかありません。「1ヵ月に100回か、1週間に100回練習した人ではどっち上達しますか?」と質問すると100%1週間と答えます。

 

次に「あなたはどちらを選びますか?」と質問すると50%の人は「1週間に100回やります」と答えて、あとの50%の人は「やりたいけど時間がなくて出来ません。」と答えます。

 

もっというと「1週間に100回やります」と答えた人に1週間後「できましたか?」と聞くとほぼ100%「できませんでした・・・」と恐縮するか笑ってごまかします(笑)

 

 

◆出来ないのが普通です。

これが普通です。当たり前です。よほど意識が高くなければ自分からやろうなんて人は現れません。そこを理解していないと「なんで自分やると言ったのにやってないんだ!」と怒りの感情が生まれてコミュニケーションにも支障が出てしまいます。

 

最初は出来なくてもいいんです。そのスタッフさんの今の「レベル」「意識の高さ」「本気度」などを測るぐらいの気持ちでいてあげてください。

 

次は出来なかったことを踏まえて「どうすればできるか?」を考えさせることが重要です。私の場合は1週間のタイムスケジュールを作成する流れに持っていきます。

 

自分が習得する業務をスケジュールに落とし込んで徹底的に回数をこなす時間を作らせます。その時間はまわりのスタッフにも伝えておいて、極端なはなし急ぎでなければ電話も取り次ぎません。

 

そうすれば1週間に100回どころか500回、1,000回とこなせるので短期間に習得できるようになるのです。この経験をさせてあげて、あとは違う業務に横展開をすれば見る見る育っていきます。

 

 

早くから自分の仕事をまかせる

慣れた仕事は楽なのでそこに定住してしまいがちですが、それではあなたも部下も成長が止まってしまいます。部下が基本業務を覚えたら、躊躇なく自分の仕事をまかせてください。

 

同じ人間ですからできない訳はありません。「たまたま早く入社して早く経験していた」ぐらいだと自分に言い聞かせてドンドンまかせるようにしましょう。

 

私は22歳で店長になりましたが、部下の9割は年上でしたので当時の私は部下へ指示を出すのも難しかった・・・そんな私の右腕は平日の夕方と土日に来てくれる高校生のアルバイト君でした。自分と同じペースで仕事をこなすので、社員さんより仕事ができるようになってしまいました(笑)

 

ここで気付いたのです「年齢や期間ではなく意識と回数で仕事は上達する」あれから20年以上たちましたが今でもその考えは変わりません。

 

まだ早いと思う場面もあると思いますが、部下を信じてまかせてください。最初から出来る訳ではないので失敗はつきものです。ここもとにかく回数です。早くから沢山失敗させて上げられれば、こんな素晴らしい上司はいません。

 

あなたの今の業務をどれだけ早く移譲できるかによって、あなたの出世のスピードも変わります。

 

 

2割り直した後に8割り褒める

褒められてイヤな気持ちになる人はいません。逆に叱られたら誰しもモチベーションは下がります。理由にもよるのですが私は仕事のミスで叱ることは極力しません。

 

↓叱るケース

・遅刻や身だしなみなどルール違反をしたとき

・信用を失うようなミスをしたとき

・悪質だなと感じた時

 

以上のようなケースなので滅多にありません。そのかわり叱る(怒る)時は烈火のごとく叱ります。遅刻などはみんながいるところで声を荒げて叱ります。「あの上司は怒ると怖い」「自分は遅刻しないようにしよう」とそこにいる全員に伝わります。

 

 

◆褒めるのも大事な仕事です

小さなことでもなるべく褒められるところを探して褒めるようにしています。面談の時もコツがあって、叱る2割、褒める8割の順番にも気を付けましょう。

 

面談の最初は一番褒めたいことを伝えてあげます。そのあと叱る(私は「直す」と表現します)ことを伝えます。「ここをこうした方がもっといい」「自分だったらこうすると思うよ」など指摘したい部分をうまく伝えます。

 

そのあと残りの時間は褒めてあげたり、相談に乗ってあげたりします。順番を間違えて最後に指摘で終わってしまうと、どうしてもその印象が残ってしまい、「今回の面談では叱られた」となってしまいます。

 

逆に最後を褒めて終わるとモチベーションが上がった状態で現場に入れるので、指摘されたこともストレスなく直すことができます。チョットしたことかも知れませんが本人にとっては凄く大きな影響を与えますのでぜひ試してみてください。

 

 

まとめ

いかがでしたか?もしかしたら全部あたりまえに聞こえたかもしれません。そうです本当はだれにでも分かることだし、こうした方が良いに決まってると理解できることばかりです。

 

ただ、できている人が少ないのが現状です。私も偉そうに書いていますが、いつもできている訳ではありません。できるだけ近づけるように努力はしています。特に褒めることが苦手で・・・照れくさかったり、正直いって「そんなの出来て当たり前だろ!」と思う事が多々ありますので・・・

 

でもその先の結果を考えるとやはり今回ご紹介した方法がいいと確信しています。たくさんの人を見てきましたので(^_^;)

 

私は人材育成でたくさん失敗をしてきました。さらに10年前、ましてや20年前と今とでは働く環境がガラリと変わっています。スタッフさんたちの社会や会社に対する考え方も大きく変化しているので、企業としてもその変化についていく必要があるのです。

 

お互いに認め合い信じあえる「企業文化」「働く環境」をつくることができた企業が生き残れるのだと強く感じています。そこに向けてお互い頑張りましょう!

 

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